ITビジネスの流れ (見積もり、注文、受注、納品、請求)

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IT業界の基礎知識

ITビジネスで請負契約の主な流れは次の通りです。

顧客⇒受注者 受注者⇒顧客
見積依頼
見積書
発注書、注文書
注文請書
納品書
受領書
請求書
支払い
領収書
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見積依頼

顧客⇒受注者

 

顧客が受注者に見積りを依頼します。

複数の会社に見積依頼をし、比較することを「相見積り」と言います。

 

見積書

受注者⇒顧客

 

顧客が依頼した商品・サービスの詳細、単価、数量、合計金額を記した見積書を受注者が発行します。

受注者が提出した見積書が顧客の予算や要望にあわない場合、改めて見積依頼を受けることもあります。

これを「再見積り」と言います。

 

発注書、注文書

顧客⇒受注者

 

見積書の内容に同意したら、受注者に発注書を提出します。

発注書は注文内容と合計金額の確認、希望納期の提示などの役目があります。

 

また、受注者は発注を承諾する「注文請書」を発行することもあります。

注文請書には金額に応じて収入印紙を貼る必要があります。

 

納品書

受注者⇒顧客

 

商品・サービスを受け渡す準備が整ったら、納品書とともに商品を納品します。

返送用の受領書も同封するのが普通です。

 

受領書

顧客⇒受注者

 

顧客は納品を確認したら受領書に押印し、返送します。

発送業者が代行することもあります。

 

請求書

受注者⇒顧客

 

請求書を発行します。

納品と受領が同時に行われる場合、納品書兼請求書として顧客に提出されることもあります。

ただ、顧客の検収確認をへたうえで、請求する方が丁寧と言えるでしょう。

 

支払い

顧客⇒受注者

 

顧客は請求書の代金を支払います。

 

領収書

受注者⇒顧客

 

入金を確認したら、受注者は領収書を送付します。

または、支払明細書を発行します。

銀行振り込みが普通なので省略される場合が多いです。

 

 

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