AIとは?AIの読み方、何の略か?
AIは、Artificial Intelligenceの略で、読み方は、エーアイです。
Wikipedaでは、以下のように定義されています。
人工知能とは、「計算機による知的な情報処理システムの設計や実現に関する研究分野」を指す。
人工頭脳という、ロボットやコンピューターが人のように物を考えるというような概念は、最初のコンピューターの発明のころからありました。
そして、最初のAIのブームは1956年から1974年ごろまで続きました。
この頃のブームの成果としては、様々なプログラミング言語の開発や、コンピューターによる自然言語の処理があるでしょう。
その後、しばらくの間、AIの流行は終わり、二度目のブームは1980年から1987年ごろまで続きました。
エキスパートシステムという、特定領域の知識について質問に答えたり問題を解いたりするプログラムにフォーカスが当たりました。
その後、AIの流行はまた、終わります。
そして、2012年以降、ディープラーニングという言葉が使われるようになり、技術的特異点が訪れるという説と共に、AIは現在、3度めのブームと言われています。
技術的特異点 (Technological Singularity、シンギュラリティ)
技術的特異点 (Technological Singularity、シンギュラリティ) は、未来学者のレイ・カーツワイル氏が提唱したもので、人工知能が人間の頭脳を超えるタイミングで、2045年頃に到来するとの説が有力視されています。
2012年以降、ディープラーニングの爆発的な普及で現実味を持って議論されるようになり、2045年問題とも呼ばれています。
ディープラーニング (Deep Learning、深層学習) とは
AIと共によく使われる言葉に、ディープラーニングがあります。
ディープラーニングまたは深層学習 (deep learning) とは、多層のニューラルネットワークによる機械学習手法です。
人工知能 (AI) の急速な発展を支える技術であり、その進歩により様々な分野への実用化が進んでいます。
近年開発の進んでいる自動運転車においてもカギとなっているのは、ディープラーニングです。
自動運転で停止標識を認識したり、電柱と人間を区別したりするのも、ディープラーニングが可能にしている技術と言えます。
また、近年、話題となっているハンズフリーのAIスピーカーなどの音声認識にも重要な役割を果たしています。
AIのビジネス的なプラットフォーム
AIはビジネスで使えるのでしょうか?
AIのプラットフォームを調べてみると、アメリカのIT大手がこぞって出していますね。。
会社名 | AIプラットフォーム |
---|---|
グーグル | Google Cloud Machine Learning |
マイクロソフト | Microsoft Cognitive Services |
IBM | IBM Watson |
アマゾン | Amazon Machine Learning |
アップル | Apple Core Machine Learning |
セールスフォース | Salesforce Einstein |
オラクル | Oracle Adaptive Intelligence |
フェイスブック | Wit.ai |
現時点でこれだけ使えるサービスがあるので、ビジネス的にはまだまだ伸びていきそうですね。
それにしても日本製のサービスがないのが残念なことです。
AIのプログラミング言語はPython (パイソン)?
Pythonは、1991年に登場したプログラミング言語です。
Python(パイソン)は、汎用のプログラミング言語で、コードがシンプルで扱いやすく設計されており、C言語などに比べて、さまざまなプログラムを分かりやすく、少ないコード行数で書けるといった特徴があります。
Pythonは、AIのプログラミングに適した言語として近年特に注目されています。
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