Android (アンドロイド)とiPhone (iOS、アイオーエス) について日本と世界のシェアを比較してみました。
Android (アンドロイド) とは
Androidは、もとは2003年に設立された携帯電話向けのソフトウェアプラットフォームの会社でした。
それが2005年にGoogleに買収され、現在は世界最大のスマートフォン向けのオペレーティングシステム、ソフトウェアプラットフォームになっています。
Androidは、Linuxカーネルやオープンソースソフトウェアがベースで、主にスマートフォンやタブレットなどのタッチスクリーンモバイルデバイス向けにデザインされています。
Android向けのアプリケーションは、EclipseやAndroid StudioというIDEを使って、Google Playで配布するのが普通です。
EclipseでもAndroid StudioでもJavaを用いてプログラミングを行います。
Androidについては、以下にまとめました。
iOS (アイオーエス)
iOS (アイオーエス) は、アップルが開発・提供するオペレーティングシステムです。
iPhone、iPod touch、iPad各全モデルに搭載されています。
基本的に、パソコン向けのMac OS Xをタッチパネルの携帯機器に最適化した形で再構成したもので、ユーザインターフェースは全く異なるものの、Darwinカーネル (XNU) の上に、Cocoaベースのアプリケーションフレームワークが載っている構成はmacOSと同じ形になっています。
iOS向けのアプリケーションは、XcodeというアップルのIDEで開発し、iTunesで配布するのが普通です。
Xcodeでは、Objective-C++やSwiftを用いてプログラミングを行います。
iOSについては以下にまとめました。
シェア比較
AndroidとiOSの比較やシェアについては、しばしば議論されます。
日本ではiOSが人気ですが、世界ではAndroidのシェアが圧倒的になっています。
シェア統計サービスで有名な statcounter (http://gs.statcounter.com/ ) によると、Android、iOSのシェア比較は次の通りです。
日本のiOS、Androidのシェア
Android 32.48%
iOS 66.71%
iOSの圧勝となっています。
北米(アメリカ、カナダ)のiOS、Androidのシェア
Android 50.11%
iOS 48.74%
と拮抗しています。
Google、アップル共におひざ元なので、互いに譲らずと言うところでしょうか。
全世界のiOS、Androidのシェア
一方、全世界に目を向けると
Android 73.16%
iOS 19.77%
Androidの圧勝となっています。
日本と世界を比較した場合、中国、アフリカ、南米などでハードウェアの安価でソフトウェアを配布しやすいAndroidのシェアが高いことが起因していると思われます。
世界と比較すると、iOSのシェアが高い日本は少し特別な環境にあると言えるでしょう。
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