プログラミング言語の歴史、年表、系統図、最新版

アセンブリ言語は、低水準言語 機械語のニーモニック

高級言語としては最初のものである。その後、何度かの仕様改定を行い、現在も科学技術計算など大規模な計算を必要とする分野で使用されている。

世界初の高級言語で科学技術計算向けの言語であり、後にアポロ計画の成功に貢献。

アメリカ国防総省主導で開発した。FORTRANと並んで初期の高級言語の1つ。

必ずしも専門的な知識・技能・経験などを持たない事務員や官吏らにも馴染みやすいよう工夫され、自然言語である英語に似せて作られたため、事務処理言語として広く普及した。COBOLは現在でも企業の事務処理系システムで利用されている。

COBOLはビジネス向けのプログラミング言語で、メインフレームを中心に広く普及した。

その後、1970年代にマイクロソフトがMS BASICを発表し、8ビットパソコンにROM BASICとして搭載され広まった。8ビットパソコン時代 （1970年代後半-1980年代前半）の中心的な言語となった。元々は学習用のプログラミング言語である。

マイクロソフトが、1990年代、独自に改良しVisual Basicで成功した。亜種も多数ある。

パロアルト研究所で開発が進められた。

オブジェクト指向を導入した黎明期の言語の1つであり、「オブジェクト指向」という言葉を最初に定義した言語でもある。後のオブジェクト指向型言語に多大な影響を与えた。

UNIXのカーネルのために作成。UNIXの普及と共に広く普及した。

C言語はプログラム開発の中心的な言語となり、現代でも広く使用されている。また、1980年代にはオブジェクト指向の考え方を取り入れたC++へと発展した。

C言語にオブジェクト指向技術を導入した。

しばらくは模索の時代が続き、次第に仕様が固められていった。

C言語とともにプログラム開発の中心的な言語となった。一方で、多くの仕様拡張を行った結果、複雑な仕様の言語となった。

C++と同じくC言語との上位互換を持つオブジェクト指向型言語であるが、C言語の仕様を拡張する形で発展したC++と違い、SmalltalkのオブジェクトシステムをそのままC言語に取り付けたような仕様になっている。後にNeXTやmacOSの公式開発言語として使用されるようになった。

主にCGIなどの用途で広く普及している。

オブジェクト指向のスクリプト言語として欧米で広く普及している。

また近年は、AIを記述するための言語として知られている。

本格的なオブジェクト指向言語の1つ。

構文はC言語とかなり類似しているが、内容はまったく新世代の言語である。当初はウェブブラウザのアプレット開発言語として注目され広まった。その後は、サーバ分野で広く使われている。

Write Once, Run Everywhereの標語で広く普及した。