WBS(Work Breakdown Structure)とガントチャート

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WBS (Work Breakdown Structure)とは

WBSとは、プロジェクトマネジメントで利用される計画手法の一種で、プロジェクトにおける作業を細かい単位に分割し、階層構造などで管理する手法のことです。

WBSの読み方は、ダブリュービーエスです。

WBSでは、最初に必要な作業の洗い出しを行い、可能な限り細分化し、それぞれの作業について必要なコストや人員配分を割り出すようにします。

WBSは、ガントチャートやPERT図に展開してプロジェクト管理に使われます。

ガントチャート

ガントチャートとは、プロジェクト管理や生産管理などで工程管理に用いられる表の一種で、作業計画を視覚的に表現するために用いられます。

棒グラフの一種でもあり、横棒によって作業の進捗状況を表示します。

 

WBS、ガントチャートの例を見てみましょう。

ガントチャートも含めて単にWBSと呼ぶこともあります。

 

PERT図 (パート図)

PERT(Program Evaluation and Review Technique) 図は、アローダイアグラム(Arrow Diagram)とも呼ばれ、プロジェクトの日程や工程を計画するときに用いられる図です。

複数の仕事の処理順序を矢印で結んで表現し、プロジェクトを構成するタスクの前後関係を図解します。

PERT図により、各作業の最速日程と最遅日程を見積もりることが可能になります。

最速日程と最遅日程が同じとなる経路をクリティカル・パス (critical path) といい、これを重点管理することによって日程の遅れを解消する手法で、各作業の進度管理にも活用できます。

 

PERT図の簡単なサンプルを見てみましょう。

ここで、①②③⑤⑦は16人日であるのに対して、①②④⑥⑦は26人日なので、後者のほうがクリティカルパスになります。

 

 

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